好き嫌いの少ない心おだやかな生活
子どものころ、私は偏食王でした。
野菜全般、チョコ、ナッツ、カレー、お味噌汁、豆腐、など、
とにかく好き嫌いが多くて、
ごはんも毎回お茶かけ(お茶漬け)にして流し込んで食べてました。ええ毎食です。(いまでも〆にお茶かけはよくやります)
おばあちゃん子で祖母に甘やかされて育ったせいかしらん?
好き嫌いに対して厳しく躾けられることもなく、食べられるものを好きに食べて大きくなりました。
55歳の現在、好き嫌いはほぼありません。
むしろ苦手だったものはほとんど好きなものになりました。
(チョコとかカステラとか嫌いなままでもよかったような)
いつのまにかね、おとなになるにつれね。
二十歳になる頃には何でも食べられるようになっていたと思う。
大学生の娘も、私と同じように小さい頃は野菜嫌いの偏食王でしたけど、
高校生くらいには何でも食べるように。
(今やどんなものでも食べてみる食いしん坊に!)
野菜食べなくても大きくなってるからまあいいか、と思ってあんまり気にしてなかったからうるさく言わなかったけど、「食べられないものが多いと選択肢が少ないよな」と思ってたので、今は「何でも食べるようになってすごいわー!」と思ってます。
食わず嫌いも多かったように思うので、
食べ物の好き嫌いがなくなって世界が広がったなと。
食べ物以外の好き嫌いもあんまりなくなった気がします。
(食べ物の好き嫌いが激しい人は、人や物の好き嫌いもはっきりしてる気がします)
いろんなこと、いろんなひとに対して
「あーそれもいいよねー、いいんじゃない?」みたいに
フラットな感じで物事を見られるようになったと感じる、うん。
好き、と、嫌い、に分かれていた世界が混ざって広がったようなイメージかな?
(苦手なものはあるけどそれは”感情”ではないわけで。嫌いは感情的なもの)
嫌いなものが少ない、って、ほんと心おだやか♡
凪いだ海のようだわ〜いいわーー